2018年5月13日日曜日

風薫る、さわやかな、肘折温泉。

風薫る、さわやかな、肘折温泉です。

昨日・今日と、東北芸術工科大学の洋画コースの一年生が、当館つたや肘折ホテルとお隣六助さんでお泊まり合宿でご来湯です。

肘折温泉、今がちょうど桜の散り際。

当館に展示させていただいている「書」の一つに、

つばくらめひるがへりとぶ渓あひの山ざくら花は千里にけるかも」

とあります。

今の事だな・・・と思って、ちと調べてみると、

若山牧水の歌で、
「つばくらめひるがへりとぶ溪あひの山ざくらの花は褪(あ)せにけるかも」
と言うのがあります。(大正12年『山櫻の歌』、湯ヶ島温泉)

ちょっと違いますね・・・。

書は、沼の台「龍泉院」の前中村ご住職のおじさまによるものだそうです。
「千里にけるかも・・・
も、いいな・・・などと、素人ながら思っています。

で、
肘折温泉に翻る、「燕(ツバクラメ)」の方は、3年ほど前から異変が。

肘折温泉周辺に飛ぶツバメの類いは、ほとんどが「イワツバメ(岩燕)」だと思っていたのですが、ここ3年、顔の赤く、尾っぽの切れの深い、「ツバメ(燕)」がやってきているようです。

巣の形も違っているようで、岩燕は、口が小さいどんぶり型で、普通の燕は、巣の上部が横にペロッと切れてる、お椀型。

岩燕、飛んでいるのは見るのですが、ウチに巣を作らなくなりました。

雪が多かったのに、暖かい日が続いているためか、桜もタムシバも、ヤシオツツジも、一緒に咲いています。

お散歩していて本当に楽しい季節です。

山菜もこれからが、本番。

是非!

 

2018年5月2日水曜日

あっという間に、春爛漫の肘折温泉。

あっという間に、春爛漫の肘折温泉。

昨日、5/1 19:00、アメダス積雪データ、0cm となりました。

が、当館三階ベランダから見上げると、観測点のある旧肘折小中学校グランド付近には、まだのっそりと雪が見えます???

15時間で、20cmの雪が消えるのは、ちと不思議???
(過去データから、20℃を越える最高気温で雨が降っても、12・3cmほどが24時間最大融雪量と思っていました。)

どうなっているんだ?っと、スタッフには内緒で、ひとり、現状確認に。
( サボりではありません!・・・っと (^_^;) )


地面出し競争の会場、旧肘折小中学校グランドはこんな感じです。
やっぱり40cmぐらいの結構な雪が、全面に残っています。

で、アメダス観測点はと言うと・・・・

 ここだけ、「雪がない?!」

柵や電柱などの構築物が密集しているため、山の木々の「根開け」と同様、地中の熱が伝導しやすい環境の上、かなり黒っぽい素材で整地された事によって、局所的に融雪が早まっているのではないかと思います。
(・・・と、スタッフ、家人に話したら、
「まだ、こりぐづこいで。いそがすいなさ、いぎなりいねぐなっって!」っと、皆さまご立腹のご様子・・・
m(_ _)m スマンっす )



いつもの年だと、雪が消えてから咲くグランド周辺の、「タムシバ」や「しだれ桜」も咲いています。

肘折温泉、一気に「春爛漫」です。

つたや肘折ホテル公式HP
http://www.tutayahijiorihotel.com/